共通論点
応用情報技術者試験の後期に向けた学習計画:2027年2月の科目Aと3月の科目Bまでの段取り
今の応用情報技術者試験(AP)の最後の回は、2027年2月に科目A、3月に科目Bがある後期の予定です。申込みの締切と2つの試験期間から逆算して、11月中旬から3月までに終えておくことを週の区切りで並べました。科目Bの選択問題の選び方と、過去問題・採点講評の使い方も書いています。
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後期の締切と試験期間:科目Aは2月6日から、科目Bは3月3日から
今の応用情報技術者試験(AP)は、2026年度の後期が最後の回になる予定です。IPAは今の試験制度を2026年度の試験の実施をもって終える予定で、2027年度から予定されている新しい区分にAPは含まれていません(IPA「見直しの検討状況」)。後期の日程は次のとおりです(IPA「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」、最終更新2026年9月17日、2026年10月9日確認)。
| 予定 | 期間 |
|---|---|
| 申込受付 | 2027年1月27日(水)〜2月16日(火) |
| 科目A(80問・四肢択一・150分) | 2027年2月6日(土)〜2月19日(金) |
| 科目B(11問から5問・記述式・150分) | 2027年3月3日(水)〜3月15日(月) |
| 合格発表 | 2027年6月頃の予定 |
試験の形式はIPA「試験要綱 Ver.5.6」(2026年7月6日)によります。11月16日(月)から数えると、科目Aの初日までは約12週、科目Bの初日までは約15週です(当サイトの計算)。
科目Aと科目Bは別の日に行われ(試験要綱 Ver.5.6)、申込みのときに両方の日時を一緒に予約します(IPAの日程のページ)。どちらも、会場ごとに決められた予約枠から日時を選ぶ方式です。
この記事は、後期に向けた段取りだけを扱います。前期と後期のどちらで受けるか、前期の結果と後期の申込みの関係は2026年度のAPの申込と日程に、APとPD試験(プロフェッショナルデジタルスキル試験・仮称)のどちらに進むかはAPを受けるかPD試験を待つかに、PD試験の準備はPD試験のシステム区分の学習計画にまとめています。
科目Aを早めの日に予約すると、科目Bだけに使える週が長くなる
科目Aの期間(2月6日〜2月19日)と科目Bの期間(3月3日〜3月15日)の日は、別々に選ぶ形です。科目Aを2月6日に受けて科目Bを最終日の3月15日に入れれば、科目Bだけに使える期間は5週間ほどになります。科目Aを2月19日に受けて科目Bを3月3日に入れると、その間は2週間足らずです(当サイトの計算)。そのかわり、科目Aを早い日にするほど、科目Aの準備に使える日は短くなります。2月6日と2月19日では13日の差です。
科目Aの得点は、試験が終わると試験の端末に表示されます(IPAの日程のページ)。科目Aが基準点の60点に届かなければ、科目Bは採点されません。基準点は、問題の難易差が認められた場合に変わることがあります(試験要綱 Ver.5.6)。今年度のAPは前期・後期とも、科目Aを先に受けて得点を見てから科目Bの準備を続けられます(当サイトの見方)。
科目Aを早い日に受けるには、申込受付が始まる1月27日から早めに申し込み、期間の始め(2月6日〜)の枠を取る必要があります。予約枠は会場ごとなので、どの日が空いているかは申込みの画面で確かめます。
科目Bの5問の選び方:問1は全員、残りの10問から4問
科目Bの出題は11問で、答えるのは5問です。問1の情報セキュリティは全員が答える必須の問題で、問2〜問11の10問から4問を選びます(試験要綱 Ver.5.6の別紙「応用情報技術者試験 科目B 試験の分野別出題数」)。選べる10問の分野は、別紙の順に次のとおりです。
- 経営戦略・情報戦略・戦略立案・コンサルティング技法(3分野で1問)
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発
- プログラミング(アルゴリズム)
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
ここからは当サイトの見方です。選ぶ4問は、11月のうちに5〜6分野まで候補を決めておくと、残りの期間で同じ分野を繰り返し解けます。候補を、仕事や科目Aの学習で用語になじみがある分野から選ぶと、用語を覚え直す時間を減らせます。前期向けに公開された科目Bの試験画面の操作説明では、試験の開始時に問題選択の画面が出て、必須の問題(APでは問1)は最初から選ばれた状態です。選択は試験中に何度でも選び直せ、「選択」ボタンを押した問題だけが採点されます(IPA「令和8年度前期試験について(受験申込み)」からリンクされた株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズのページ「【CBT】令和8年度 前期試験 応用情報技術者試験及び高度試験(SC含む)」、2026年10月9日確認)。選んだ問題を開いて読んだあとでも、問題選択の画面に戻って選び直せるので、4分野ちょうどに絞り込むより、1〜2分野を予備に持っておくと、苦手な題材が出たときに選択を入れ替えられます(選び直したときに、それまでに入力した解答がどう扱われるかは、操作説明に書かれていません)。操作説明には画面の文言が変わる場合があると書かれているので、後期の操作説明が出たら、同じかどうかを確かめてください。
記述式の答え方の練習には、IPAが公開している採点講評を使えます。令和7年度は春期・秋期とも、午後(今の科目B)の問題冊子・解答例・採点講評がIPAのウェブページにあります(IPA「問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2025年度、令和7年度)」)。採点講評には、問ごとの正答率の傾向と、主な設問について正答率の高低や目立った誤答が書かれていて、自分の解答と見比べる手がかりになります。2026年度の試験問題は非公開とされているので(IPAの日程のページ)、練習に使える最新の過去問題は令和7年度秋期までです。
週の区切りで見る段取り(当サイトの見方)
勉強時間の目安は、IPAの試験要綱や試験区分のページには示されていません。ここでは時間の数字ではなく、各期間の終わりまでに終えておくことを並べます。表は、11月16日にこれから始める人の例です。
| 期間 | 終えておくこと |
|---|---|
| 11月16日〜29日(2週) | 科目A:過去問題を1回分(80問)通して解き、分野ごとの正答率を出す。科目B:選択問題の候補を5〜6分野に絞る |
| 11月30日〜12月27日(4週) | 科目A:正答率の低い分野から解き直す。科目B:候補の分野の過去問題を1問ずつ解き、解答例と採点講評で答え合わせをする |
| 12月28日〜1月24日(4週) | 科目B:問1を含めた5問を150分で通して解く練習を2〜3回。4分野と予備を決める。科目A:80問を150分で通して解く |
| 1月25日〜科目Aの受験日 | 申込みと予約(1月27日から)。科目A:通しの練習をもう一度 |
| 科目Aの受験日 | 端末に表示される得点を確かめる |
| 科目Aのあと〜科目Bの受験日 | 選んだ4分野と問1を中心に、令和7年度秋期までの過去問題を時間を計って解き直す |
前期の科目Bの期間は11月24日〜12月6日なので、前期を受けた人は、受けたあと表の「11月30日〜12月27日」の行(11月中に受けた人は行の始め、12月に受けた人は行の途中)から合わせる形です。前期の科目Bの成績照会は2027年1月頃(後期の申込受付の開始前)の予定で、前期の結果と後期の申込みの関係は2026年度のAPの申込と日程にまとめています。
日付や手続きは、IPAの発表で変わることがあります。申し込む前に、IPAの最新の発表で確かめてください。
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