IT資格マップ
E資格の試験の概要:認定プログラムの修了日から受けられる回と合格率
E資格の受験には、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります。修了日から受けられる回、受験料、日程、年ごとの合格率を、JDLAの公式ページで確かめました。
E資格(エンジニア資格)は、JDLA(日本ディープラーニング協会)が実施する資格で、JDLAのエンジニア資格はこの1つだけです。受験には、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があり、ほかの資格の合格は前提になりません。受験料は一般33,000円、学生22,000円、JDLA会員27,500円(いずれも税込)で、受験料とは別に、認定プログラムの受講料がかかります。JDLAは、2026年の最後の回を2026年8月28日〜30日、2027年の最初の回を2027年2月19日〜21日と公表しています。回の呼び方は、JDLAに合わせた「2026#1」(2026年の第1回)の形です。合格の有効期限は、JDLAのページに記載が見当たりません。確認日は2026年10月13日です。
※当サイトはJDLA(日本ディープラーニング協会)と提携・公認の関係にありません。
このページの表のうち、修了日から受けられる回、分野別の平均得点率、シラバスの版と回の対応は、JDLAが1つの表にまとめていないものです。JDLAの公表値から当サイトが組み直し、または計算しました。計算の式は、それぞれの節に書いています。
受験までの流れ、回の日程、受験料、合格率、シラバスの版を、1枚の図にまとめました。
図を押すと、大きな画像が開きます。図の内容は、このページの表と本文に文字でも載せています。
2026年・2027年の申込と試験日
次の表は、JDLAが公表している4回の申込の開始日と試験日です。JDLAは、2027年の2回の開催を公表しています。
| 回 | 申込開始 | 試験日 |
|---|---|---|
| 2026#1 | 2025年12月1日 | 2026年2月20日(金)〜22日(日) |
| 2026#2 | 2026年6月1日 | 2026年8月28日(金)〜30日(日) |
| 2027#1 | 2026年12月1日 | 2027年2月19日(金)〜21日(日) |
| 2027#2 | 2027年6月1日 | 2027年8月27日(金)〜29日(日) |
どの回も、申込は受験日前日の23:59までに済ませます。申込の開始日から試験の初日までは、2026#1が81日、2026#2が88日、2027#1が80日、2027#2が87日(当サイトの数え方)です。JDLAは、申込の受付開始日が変更になる場合があると注記しています。
2026#2向けのピアソンVUEのページ(最終更新日2026年6月1日)では、予約は先着で、変更とキャンセルは受験日時の24時間前までです。会員用バウチャーの申請、学生用プロモーションコードの申請、団体のプリペイドバウチャーの申込には、それぞれ別の締め切りがあります。2026#2では、会員用が8月3日15:00、団体が8月7日15:00(入金は8月14日)、学生用が8月15日15:00でした。2027年の回のこれらの締め切りは、2026年10月13日の時点でJDLAのページに載っていません。
試験の形式:120分・100問程度の知識問題
試験は、120分の知識問題(多肢選択式)で、JDLAは問題数を「100問程度」としています。実際の問題数は、2026#1が104問、2026#2が105問でした。各地のピアソンVUE(Pearson VUE)のテストセンターで受け、開始前の同意手続きとアンケートを含めた総時間は135分です。試験は日本語のみで、JDLAは海外では試験を受けられないとしています。
ソースコードを含む問題は、Pythonで書かれたものか、フレームワーク(PyTorchまたはTensorFlow)を使うものです。受験の開始時にどちらかを選びます。1回の受験期間中に、受験できるのは1人1回です。
合格の基準と出題の比率の2点は、JDLAのページに記載が見当たりません(2026年10月13日確認)。分野別の得点率は、結果発表のころに、登録したメールアドレスへ届きます。JDLAは例題を公開していません。試験範囲の大項目は、数学的基礎、深層学習の基礎、開発・運用環境、機械学習、深層学習の応用の5つです。
受験の条件:認定プログラムの修了日から2年以内
受験資格は、JDLAのページに「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」とあります。認定プログラムは、JDLAが基準とシラバスを満たすと認めた教育プログラムです。一覧にあるどれか1つを修了すれば足ります。予約の画面では、修了者ナンバー、認定プログラム事業者名、修了日の入力が必要です。
G検定の合格は、受験資格に入っていません。G検定のページはG検定の試験の概要にあります。実務経験は、JDLAのページに記載が見当たりません。国籍は問いません。シラバスの改訂前に対応していたプログラムの修了者も、2年以内であれば受験できます。不合格のあとの再受験も、修了日から受験日まで2年以内という条件は同じです。
2年という期限は、JDLAがシラバスを1〜2年に1度見直し、認定プログラムの事業者もカリキュラムを更新するためと説明しています。
修了日から、その回を受けられる最後の日を計算する
受験日から2年前の日付より前に修了していると、その回は受けられません。式は次のとおりです。
- 受験日の2年前の日付 ≦ 修了日 ≦ 受験日
JDLAのページには、2年前の同じ日付に修了した人が受けられるかどうかの記載が見当たりません。この節の2つの表は、受けられるもの(同じ日付を含める)として計算しました。例として、2027年2月19日に受ける場合は、2025年2月19日に修了した人を、受けられる人に数えます。ぎりぎりの日に修了した人は、受ける前に認定プログラムの事業者かJDLA事務局に確認してください。2026年の2回は、2026年8月30日までに終わっているため、この節の表には入れていません。
次の表は、2027年の2回について、試験日の初日に受ける場合(初日受験)と最終日に受ける場合(最終日受験)の、修了日の下限です(当サイトの計算)。2027年の2回は、JDLAが公表した日付で計算しています。
| 回 | 初日受験 | 最終日受験 |
|---|---|---|
| 2027#1(2027年2月19日〜21日) | 2025年2月19日 | 2025年2月21日 |
| 2027#2(2027年8月27日〜29日) | 2025年8月27日 | 2025年8月29日 |
次の表は、同じ式で、修了日の範囲ごとに、2027年の2回のうち受けられる回を数えたものです(当サイトの計算)。各回の初日に受ける前提です。下限の境目(2025年2月19日・2025年8月27日)は、最終日に受けると2日後ろにずれます。修了日が2027#1の3日間(2027年2月19日〜21日)と重なる人は、受験日との前後で決まるため、表に入れていません。
| 修了日 | 受けられる回 |
|---|---|
| 2025年2月18日以前 | どちらも受けられない |
| 2025年2月19日〜2025年8月26日 | 2027#1 |
| 2025年8月27日〜2027年2月18日 | 2027#1、2027#2 |
| 2027年2月22日〜2027年8月26日 | 2027#2 |
2028年以降の回の日程は、2026年10月13日の時点で公表されていません。公表された回も、同じ式で修了日の下限が決まります。
受験料:一般33,000円・学生22,000円・JDLA会員27,500円
次の表は、JDLAのE資格のページに書かれた、区分ごとの受験料と申込の方法です。
| 区分 | 受験料 | 申込 |
|---|---|---|
| 一般 | 33,000円(税込) | ピアソンVUEで予約 |
| 学生 | 22,000円(税込) | 学生用プロモーションコード(個人のみ) |
| JDLA会員 | 27,500円(税込) | 会員用バウチャー(発行まで約2営業日) |
JDLA会員は、JDLAの正会員・賛助会員に所属する人です。受験料のページは回を区別せずに金額を書いています。支払い方法と団体の申込は、2026#2向けのピアソンVUEのページ(最終更新日2026年6月1日)の内容です。2027年の回向けのピアソンVUEのページは、2026年10月13日の時点で見当たりません。
支払いは日本円のみです。試験の予約のときの支払いは、バウチャー、プロモーションコード、クレジットカードのいずれかで、銀行振込は予約の方法にかかわらず使えません。一般の団体がプリペイドバウチャーを買うときは、クレジットカードか銀行振込で支払えます。団体は、一般が5名以上、JDLAの会員社が2名以上から申し込めます。学生に団体の扱いはありません。E資格の再受験に向けた割引は、JDLAのページに記載が見当たりません。
認定プログラムの受講料は、受験料とは別にかかります。JDLAの助成金のページは、受講費用の自己負担と受験料を分けて扱い、受験料は助成金の対象に含まれないとしています。JDLAの認定プログラムの一覧に、受講料の欄はありません(2026年10月13日確認)。月額の金額を名前に含むプログラムが1件あるだけです。受講料は事業者ごとに違い、JDLAのページでは比べられません。受験料と受講料を合わせた金額は、JDLAのページからは出せません。
有効期限と更新
合格の有効期限は、JDLAのページに記載が見当たりません(2026年10月13日確認)。更新の制度とその費用も、記載が見当たりません。合格後の資格証明には、試験を実施した年が付きます(例:2026#1)。年号のない合格認証ロゴは配布されていません。
受験資格の2年は、認定プログラムの修了日から受験日までの期限で、合格の期限とは別のものです。
合格率:2025年・2026年の4回と、年ごとの合算
JDLAは、回ごとの結果発表で、申込者数、受験者数、合格者数、合格率を公表しています。2018年から2026#2までの16回分は、2026年9月18日の結果発表の表に1つにまとまっています。当サイトはその表を写さず、2025年・2026年の4回だけ載せました。合格率は、合格者数を受験者数(申込者数ではありません)で割った値です。
次の表は、JDLAが回ごとに公表した値を、回の古い順に並べました。公表日は、2025#1が2025年3月14日、2025#2が2025年9月19日、2026#1が2026年3月13日、2026#2が2026年9月18日です。
| 回 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025#1 | 1,043名 | 712名 | 68.26% |
| 2025#2 | 1,039名 | 730名 | 70.26% |
| 2026#1 | 1,317名 | 911名 | 69.17% |
| 2026#2 | 1,062名 | 712名 | 67.04% |
出典:JDLAの各回の結果発表(2026年10月13日確認)。
年ごとの合算は、年の合格者数の合計を受験者数の合計で割った値で、当サイトの計算です。2024年は1,467名÷2,100名で69.86%、2025年は1,442名÷2,082名で69.26%、2026年は1,623名÷2,379名で68.22%でした。2018年から2026#2までの16回の累計は、11,550名÷16,282名で70.94%になります(当サイトの計算)。累計の合格者数11,550名は、JDLAが2026#2の結果発表に書いている累計と一致しました。累計の受験者数は、16回の受験者数の足し算です。JDLAは、2026#1までの累計受験者数(15,220名)を、JDLAの試験実施レポート(2026年8月版)に載せています。2026#2の1,062名を足した値が16,282名です。JDLAは、この累計の合格率を公表していません。
回ごとに受験者の顔ぶれも問題も違うため、合格率は難しさの比較には使えません。
分野別の平均得点率:2025年・2026年の4回を並べる
JDLAは、回ごとの結果発表に、その回の分野別の平均得点率を載せています。回をまたぐ表はJDLAにないため、次の2つの表で4回分を当サイトが並べました。結果発表の分野は、応用数学、機械学習、深層学習、開発環境の4つで、試験範囲の大項目の名前とは一致しません。
| 分野 | 2025#1 | 2025#2 |
|---|---|---|
| 応用数学 | 61.14% | 53.52% |
| 機械学習 | 62.15% | 69.23% |
| 深層学習 | 57.71% | 61.50% |
| 開発環境 | 68.74% | 79.62% |
| 分野 | 2026#1 | 2026#2 |
|---|---|---|
| 応用数学 | 60.48% | 60.90% |
| 機械学習 | 59.91% | 60.07% |
| 深層学習 | 60.74% | 62.32% |
| 開発環境 | 79.46% | 70.00% |
4回のうち最も高いのは開発環境の79.62%(2025#2)、最も低いのは応用数学の53.52%(2025#2)です。分野ごとの最高と最低の差は、応用数学7.62、機械学習9.32、深層学習4.61、開発環境10.88ポイントで、当サイトの計算です。分野ごとに出題される問題が違うため、この表から分野どうしの難しさは比べられません。2024年以前の回の平均得点率は、2026年10月13日の時点で、当サイトが確かめられていません。
シラバスの版と回の対応
次の表は、シラバスの版が適用される回と、その回の合算の合格率です(合格率は当サイトの計算)。
| 回 | シラバスと版 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2024#2〜2026#1(4回) | シラバス2024、第1.2版(2025年5月31日) | 68.59% |
| 2026#2〜 | シラバス2026、第1.0版(2025年10月14日) | 67.04% |
シラバス2024の4回の合算は、2024#2が906名中600名、2025#1が1,043名中712名、2025#2が1,039名中730名、2026#1が1,317名中911名の合格で、合計は4,305名中2,953名です。シラバス2026は、2026#2の1,062名中712名です。シラバスの違いが合格率に与えた影響は、この表からは分かりません。
JDLAのE資格のページは、シラバス2024を2026#1まで適用する旧シラバス、シラバス2026を2026#2から適用するものと表示しています。版の日付は、2026年10月13日に配布されていた文書の表紙のものです。
シラバス2026では、キーワードが6項目増え、3項目が減りました。小項目に大規模言語モデル(LLM)が加わっています。JDLAは、シラバスをおおよそ2年に1回を目安に改訂するとしていて、次の改訂の日は記載が見当たりません。認定プログラムの事業者の新シラバスへの対応は、2026年2月以降になる予定と、JDLAが2025年9月19日に案内していました。2027年の2回がシラバス2026に当たるかは、JDLAの個別の記載が見当たりません。配布されている文書の名前は、E資格の試験出題範囲(シラバス)E2026#2~です。
受験料と有効期限をほかの資格と並べて見るには、IT資格の受験料の一覧とIT資格の有効期限と更新の一覧を見てください。資格の全体はIT資格マップにあります。
このページの更新履歴
- 2026年10月13日: 公開
参考にした資料(14件)
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認)
残りの11件を開く
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認)
- 「2026年 第1回 E資格(エンジニア資格)」結果発表(1,317名が受験し、911名が合格)(掲載)
- 「2025年 第2回 E資格」結果発表・シラバス改定・2026年開催スケジュールのお知らせ(掲載)
- 「2025年 第1回 E資格(エンジニア資格)」結果発表(1,043名が受験し、712名が合格)(掲載)
- 「2026年 第2回 E資格(エンジニア資格)」受験申込開始のお知らせ(掲載)
- JDLA認定プログラム
- E資格認定プログラム事業者一覧
- E資格認定プログラム 助成金について(個人向け)
- E資格の試験出題範囲(シラバス)E2026#2~
- E資格の試験出題範囲(シラバス)E2024#2~
- JDLA試験実施レポート_202608版(掲載ページ)
ピアソンVUE(Pearson VUE)(確認)
