PD試験 マネジメント

プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)サンプル問題4問の解説

IPAが公表したプロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)科目Bのサンプル問題4問を、スマホで1問ずつ解けます。戦略・サービス・プロジェクト・監査の4つの型ごとの解き方の要点と、試験全体の時間配分の考え方をまとめました。

問題の一覧

  1. 1問1地域MaaSのデジタル戦略目安4分
  2. 2問2インシデント管理の改善目安5分
  3. 3問3予算超過時のスコープ定義目安5分
  4. 4問4 AIチャットボットの監査目安4分

4問の型と、答えを決める手がかり

IPAが公表した科目Bのサンプル問題は4問で、シラバス案の科目Bの4つの大項目(デジタル戦略、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント、ガバナンス・監査)から1問ずつ出ています。科目Aのサンプル問題は、2026年10月2日の時点で公表されていません。

問 型 答えを決める手がかり
問1 戦略の読み取り 対になった2文の違う語句(相互連携/垂直統合など)を本文で探す
問2 運用記録の分析 件数の流れ(100件→30件→15件)と、どの手順で回避策を探したか
問3 制約下の進め方 下線の条件の要素と、表1の開発費の回収方法
問4 監査要点の点検 リスクの要素が、監査要点にすべて入っているか

本文の言葉で選ぶ問題(問1・問3)

選択肢の文は、どれももっともらしい一般論です。正誤は、本文の条件に合うかどうかで決まります。問1は「既存システムや業務の独立性を維持したまま」、問3は「機能追加要望に対する A 社の認識誤り」という本文の1文が、選択肢を分ける決め手になります。一般論として正しいかではなく、この事例で効くかで判断します。

表と記録を突き合わせる問題(問2・問4)

問2は手順の表と前月の件数、問4はリスクの一覧と監査要点の表を、1行ずつ突き合わせます。表の全部を読み込むより、比べる相手(件数の差、リスクの動詞)を先に決めてから表を見るほうが速く解けます。

4問とも、専門用語の知識だけで答えが決まる箇所は少なく、本文の事実との照合で答えが出ます。PD試験のシステム区分のサンプルと比べると、計算や仕様の知識を問う問題がなく、読解の比重が高い構成です。

試験全体の時間配分

IPAの公表(2026年3月31日の検討状況)では、プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)は次の構成です。システム区分と同じ構成です。

科目 試験時間 出題数
科目A-1 90分 60問
科目A-2と科目B 合わせて120分 科目A-2が23問、科目Bが12問

ここからは当サイトの推測です。科目A-2と科目Bは時間を共有しているので、配分は自分で決めることになります。仮に科目A-2を1問2分ほどで解くと、科目Bに使えるのは70分あまり、1問あたり6分前後です。サンプルの4問は、どれも4〜5分ほどで解けました。本文が長い問1・問4は、設問と選択肢を先に読み、確かめる箇所を決めてから本文を読むと、時間を抑えられます。

マネジメント区分の概要と合格率

項目 IPAの公表による
実施時期 2027年度夏頃から秋頃に開始の予定
方式 CBT方式の予定
時間と問題数 科目A-1 90分・60問、科目A-2と科目B合わせて120分(科目A-2 23問、科目B 12問)
合格率 未発表(2026年10月4日確認)
受験料 未発表(2026年10月4日確認)
学習の進め方 学習計画を見る
  • 現在の応用情報技術者試験と高度試験を大くくりにして再編した、新しい試験の一つです。マネジメント、データ・AI、システムの3区分があり、マネジメント区分は、組織やビジネスにおけるデータ及びデジタル技術を利活用するプロセスをマネジメントする知識と技能を評価するとされています。
  • シラバス案は Ver.0.2(2026年7月31日更新)が公開されています。
  • IPAによると、サンプル問題は新しい出題分野と出題形式のイメージを共有するためのもので、実際の試験と同様の問題作成やチェックのプロセスを経たものではありません。

日付や試験の構成は、IPAの発表で変わることがあります。受験を決める前に、IPAの最新の発表で確かめてください。

サンプル4問のあとの進め方は、マネジメント区分の学習計画にまとめています。

科目A-2の8つの中分類と科目Bの15の小項目は、今の応用情報技術者試験との違いと合わせて、マネジメント区分の出題範囲で整理しています。

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