IT資格マップ

ORACLE MASTERの資格の一覧:Bronzeを飛ばせるか・Goldの前提・受験料・更新

ORACLE MASTERはBronzeを飛ばしてSilverから受けられます。Goldの前提は旧版を含むSilverなどで、2019と26aiの2つの体系があります。受験料は1試験48,593円(税込)。2026年10月13日確認。

PRこのページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介料は運営費に充てますが、掲載の順番や評価は紹介料で変えていません。広告の方針

ORACLE MASTERは、日本オラクルが日本語の試験で実施する、Oracle® Databaseの技術者向けの認定資格です。Oracle Database 19c対応の「2019」の体系にBronze DBA・Silver DBA・Gold DBA・Platinum DBA・Silver SQLの5資格、Oracle AI Database 26ai対応の「26ai」の体系にBronze DBA・Silver DBA・Gold DBA・Silver SQLの4資格があります。2つの体系は、どちらも公式のポータルに載っていて、どちらかを廃止するという告知は確認できていません。Silver DBAは前提なしで、Bronze DBAを受けずに受けられます。Gold DBAの前提は、旧版を含むSilver DBAなどの資格のいずれかで、Silver SQLは前提に入りません。有効期限は、公式ページに記載が見当たりません。期限のある日付は、Platinum DBA 2019の開催日(2026年10月22日〜23日と、2027年2月9日〜10日)と、Silver SQL 2019の試験(1Z0-071)の出題数が変わる2027年7月下旬です。確認日はどれも2026年10月13日です。

※Oracle、Java及びMySQLは、Oracle、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。当サイトはOracleと提携・公認の関係にありません。

資格の正式な名前は「ORACLE MASTER Gold DBA 2019」「ORACLE MASTER Gold DBA Oracle AI Database 26ai」の形です。表では先頭の「ORACLE MASTER」を省き、26aiの体系は「Gold DBA 26ai」のように短く書きます。

2019の体系と26aiの体系を、1枚の図にまとめました。札の2行目は、試験コード、1試験の受験料、問題数と合格ラインです。

ORACLE MASTERの資格マップ2026。2019の体系の5資格と、26aiの体系の4資格・提供予定のPlatinumを並べた図。内容はこのページの表と本文に文字でも載せています

図を押すと、大きな画像が開きます。図の内容は、このページの表と本文に文字でも載せています。

期限のある日付

日付 内容
2026年10月22日〜23日、2027年2月9日〜10日 Platinum DBA 2019の実技試験・移行試験の開催日(品川の会場)。これより後の日程は、公式ページに記載が見当たりません
2027年7月下旬 1Z0-071(Silver SQL 2019)の出題数が78問から63問に変わる。公式のニュース(2026年5月18日)は、変更の時期が当初の案内より延期されたと書いています
時期未定 Platinum DBA 26aiの提供。公式のポータルは「提供予定」、ニュースは「提供予定(時期未定)」と書いています

2つの体系の資格と試験:2019は5資格、26aiは4資格

DBA・SQLの試験は、どれも選択問題で、試験時間は120分です。下の表の各セルは、試験コード・問題数・合格ライン(正答率)の順です。試験時間のほかに、受験契約の同意やアンケートのための時間が最大で15〜30分かかります。受験は、Pearson VUEのテストセンターか、監督つきのオンラインです。Platinumだけは、集合会場で受けます。

レベル 2019 26ai
Bronze DBA 1Z0-085・70問・65% 1Z0-185・70問・65%
Silver DBA 1Z0-082・72問・60% 1Z0-182・60問・65%
Silver SQL 1Z0-071・78問・63% 1Z0-171・60問・65%
Gold DBA 1Z0-083・68問・57% 1Z0-183・65問・60%
Platinum DBA 19cOCM(実技)、19cOCMU(移行) 提供予定(時期未定)

合格ラインは正答率の%で公表され、必要な正答数の記載はありません。公式の説明では、26aiのBronze DBAとSilver DBAはマルチテナント環境を前提にした出題になり、Silver DBA 26aiはSQL分野から出題されなくなったとあります。Gold DBA 26aiの主要な出題分野には、パフォーマンス管理が加わりました。比率は公表されていません。

同じレベルの試験を、2019と26aiで並べる

当サイトの計算で、26aiの値から2019の値を引いた差です。問題数は「問」、合格ラインは正答率の「ポイント」で、例はSilver DBAの60−72=−12問、65−60=+5ポイントです。

レベル 問題数 合格ライン
Bronze DBA ±0 ±0
Silver DBA −12 +5
Silver SQL −18 +2
Gold DBA −3 +3

1Z0-071が2027年7月下旬に63問になると、1Z0-171との問題数の差は−3問です。公式は、試験のバージョンごとに合格ラインを個別に設定すると書いています。

Platinum DBA 2019:実技試験と移行試験の違い

Platinum DBA 2019は、実機を操作する実技の試験です。申し込みはWebではなく、Oracle Universityのコンタクトセンターへのメールで、品川の会場(JTP株式会社 品川トレーニングセンタ)で受けます。

項目 実技(19cOCM) 移行(19cOCMU)
構成 4モジュール、2日間 2モジュール、1日間
条件 10g・11g・12cのGold、Gold DBA 2019・26ai 10g・11g・12cのPlatinum
受験料 255,750円(税込) 255,750円(税込)
合格ライン 非公開 非公開
開催日 2026年10月22日〜23日、2027年2月9日〜10日 各日が1日の試験。2026年10月22日か23日、2027年2月9日か10日

10g以降のPlatinumを持つ人は、移行試験の代わりに実技試験でPlatinum DBA 2019に移ることもできます。試験の結果は、2週間後の連絡です。開催初日の5週間前を過ぎると、キャンセルはできません。2027年2月9日の開催なら、35日前の2027年1月5日が目安です(当サイトの計算。数え方は公式に記載なし)。

Bronzeを飛ばせるか・Goldの前提

Bronze DBAは、Silver DBAの前提ではありません。公式のFAQ(Q5)は、Silver DBAの試験範囲がBronze DBAの試験範囲を含むため、前提から外したと説明しています。Q3では、初学者や基礎から確認したい人にはBronze DBAから、基礎に自信がある人にはSilver DBAからと案内しています。Silver SQLは、DBAの資格とは別の、SQLの知識を問う資格です。

Gold DBAは、前提の資格を持っていることと、試験に合格することの両方が必要です。前提の資格は、試験ページが「下記のいずれか」として挙げています。下の表は、2019と26aiのGold DBAの試験ページの一覧を、当サイトが並べ直したものです。「載らない」は、一覧に書かれていないことを指します。

持っている資格 2019のGold 26aiのGold
Silver DBA 2019 載る 載る
Silver DBA 26ai 載る 載る
Silver 12c・11g 載る 載る
Silver 10g 載る 載らない
Gold 12c・11g 載る 載る
Gold 10g 載る 載らない
Gold DBA 2019 (取りたい資格) 載る
Silver SQL 載らない(除くと明記) 載らない
Bronze 載らない 載らない

2019と26aiの違いは、10gのSilverとGoldを前提に含めるかどうかです。

公式のページどうしにも食い違いがあります。ORACLE MASTER 2019のページの資格と試験の対応表は、前提をSilverだけと書いていますが、試験ページの一覧にはGoldも載っているので、このページは試験ページの一覧に従いました。

2019のFAQ(Q1・Q2)は、10gのSilverやGoldを取得していて「資格の更新」をしていない場合の質問に、Gold DBAの試験やPlatinum DBA 2019の実技試験に合格すれば取得できると答えています。FAQは「更新」の中身を説明していません。要履修コースは、2019の体系で廃止されました。26aiのFAQ(Q3)も、Gold DBA 26aiの認定にコースの受講は必須ではないと答えています。

ORACLE MASTERとして認定されるには、日本語の試験(試験コードが-JPNのもの)を受ける必要があります。英語の試験で受けると、Oracleの認定プログラムとしては認定されますが、ORACLE MASTERの資格には同時に認定されません。

持っている資格から、次に受ける試験

公式は、移行パスの表を2019のページと26aiのページに分けて載せています。次の表は、2つの表と、Platinum DBA 2019の試験ページの条件を、持っている資格ごとにまとめたものです。

持っている資格 2019にする 26aiにする
Platinum 11g・12c(2019は10gも) 移行か実技でPlatinum 2019 Platinum 26ai(提供予定)
Platinum DBA 2019 持っている Platinum 26ai(提供予定)
Gold 11g・12c 1Z0-083でGold 2019。実技でPlatinum 2019 1Z0-183でGold 26ai。Platinum 26aiは提供予定
Gold DBA 2019 持っている。実技でPlatinum 2019(Platinumの試験ページの条件) 1Z0-183でGold 26ai。Platinum 26aiは提供予定
Gold DBA 26ai 実技でPlatinum 2019 持っている
Silver 11g・12c 1Z0-083でGold 2019 1Z0-183でGold 26ai
Silver DBA 2019 持っている 1Z0-183でGold 26ai
Silver DBA 26ai 1Z0-083でGold 2019 持っている
Bronze 11g・12c 1Z0-082でSilver 2019 1Z0-182でSilver 26ai
Bronze DBA 2019 持っている 1Z0-182でSilver 26ai
10gのSilver・Gold 1Z0-083でGold 2019 1Z0-182でSilver 26ai(「10g以前」の行)
10gのBronze、9i以前 1Z0-082でSilver 2019 1Z0-182でSilver 26ai(「10g以前」の行)

受験料:DBA・SQLの試験は1試験48,593円(税込)

DBA・SQLの試験ページは、どれも受験チケットとして「Oracle認定資格ピアソン VUE 配信監督付き試験用」を指定しています。2026年6月1日の改定で、監督つきの試験は、受験チケットもPearson VUEでの決済も、1試験48,593円(税込)になりました。Platinum DBA 2019の実技試験と移行試験は、別の申し込みで、255,750円(税込)です。公式の日本語ページは、金額を円で書いています。

改定前 改定後
41,773円 48,593円

当サイトの計算で、6,820円(16.3%)の値上がりです(48,593−41,773=6,820、6,820÷41,773=16.3%)。公式は、為替相場の変動を受けた受験料の見直しを毎年行うと書いています。

認定までに受ける試験の数と受験料の合計は、次のとおりです。合計は、上の48,593円と255,750円から当サイトが計算しました(Bronzeは前提ではないので、受けた場合の行を別に置きました)。

持っている資格 取る資格と受ける試験 受験料
なし Silver DBA:1試験 48,593円
なし Gold DBA:SilverとGoldの2試験 97,186円(48,593×2)
なし Gold DBA:Bronze・Silver・Goldの3試験 145,779円(48,593×3)
なし Platinum DBA 2019:Silver・Goldと実技の3試験 352,936円(48,593×2+255,750)
Silver DBA 2019、Silver 10g・11g・12c、Silver DBA 26ai Gold DBA 2019:1Z0-083の1試験 48,593円
Silver DBA 2019、Silver 11g・12c Gold DBA 26ai:1Z0-183の1試験 48,593円
なし Platinum DBA 2019:Bronze・Silver・Goldと実技の4試験 401,529円(48,593×3+255,750)
Gold 10g・11g・12c、Gold DBA 2019・26ai Platinum DBA 2019:実技の1試験 255,750円

受験チケットは、使えるのが1回限りで、有効期間が6か月です。期限は予約した日ではなく、受験する日で数えます。延長はできず、購入後のキャンセルと返金もできません。予約の変更とキャンセルは、予約時刻の24時間前までに行います。24時間を切ってキャンセルすると、欠席の扱いになり、受験料は返還されません。

合格済みの試験は、再び受けられません。公式の再受験ポリシーは、不合格の試験を、予約日以降で最も早い日程で再び予約・受験できると書いています。待機日数の数字と回数の上限は、そのページに書かれていません(2026年10月13日確認)。英語の試験はExam Subscriptionで支払いますが、その金額は日本語のページに書かれていません。

有効期限と更新

ORACLE MASTERの全部の資格について、有効期限を定めた文は、公式ページに見当たりません(2026年10月13日確認)。関係が深い公式の文は、次の2つです。

ORACLE MASTER Portalは、Oracle Database 12cの試験の配信を2022年8月15日に終えたと書いたうえで、12cの資格について、こう補足しています。

試験の配信は終了しましたが、取得した資格が失効するわけではありません。

認定資格のガイドラインの再認定ポリシーには、次の文があります。

特定の Oracle Database 認定資格は、有効な状態を維持するために定期的な再認定が必要です。

どの資格が対象かは、公式ページに記載が見当たりません(2026年10月13日確認)。再認定の費用と、失効したあとの扱いも、記載が見当たりません。

ORACLE MASTERの公式ページに、合格率の記載は見当たりません(2026年10月13日確認)。

版の切り替えと、配信を終えた旧版

2019の体系と26aiの体系は、どちらも公式のポータルに載っています。どちらかを廃止するという告知は、確認したページに見当たりません。26aiの各試験の実際の提供開始日は、確認したページに記載が見当たりません。公式ニュースのアーカイブ(2025年9月16日の告知。2025年11月10日に名称とリリース予定を変更)は、予定として公表された時期を、次の表のとおり書いています。この表は、告知にあったリリース予定で、実際の提供開始日ではありません。

26aiの資格 公表されていたリリース予定
Bronze DBA、Silver SQL 2025年12月
Silver DBA 2026年1月
Gold DBA 2026年4月
Platinum DBA 提供予定(時期未定)

旧版の配信終了は、2019年12月31日にPlatinum 11gの実技試験(11g OCM)、2020年5月31日に11g世代までの7試験(1Z0-017、018、034、051、052、053、417)、2022年7月31日にPlatinum 12cの実技試験(12cOCM)、2022年8月15日に12c系の7試験(1Z0-060、061、062、063、065、067、068)です。

12cの資格について、公式は上のとおり書いています。11g以前の資格について同じ文は、確認したページに見当たりません。旧版のSilverとGoldは、Gold DBAの前提の一覧に載っています。

受験料と有効期限をほかの資格と並べて見るには、IT資格の受験料の一覧とIT資格の有効期限と更新の一覧を見てください。資格の全体はIT資格マップにあります。

このページの更新履歴

  • 2026年10月13日: 公開

このページの内容に関係する教材・講座(広告)

紹介料のある教材・講座だけを載せています。紹介料の額では選んでいません。広告の方針

PR書籍・Amazon

オラクルマスター教科書 Bronze DBA 26ai Oracle AI Database 26ai Fundamentals(試験番号1Z0-185)

日本オラクル株式会社(監修)、株式会社コーソル、渡部 亮太、伊藤 大悟、舛井 智行 ほか

ORACLE MASTER Bronze DBA Oracle AI Database 26aiの試験1Z0-185向けの本です。2019の体系のBronze DBA(1Z0-085)の本ではありません(翔泳社、ISBN 978-4798195902、2026年4月13日発売。発売日はAmazonの商品ページによる)。表紙と、Amazonの紙の本の商品名に、試験番号の1Z0-185が入っています。版元のページは、当サイトでは開いて確かめられていません(2026年10月13日確認)。

Amazonのアソシエイトとして、スマトケは適格販売により収入を得ています。

関連するページ

参考にした資料(19件)

日本オラクル(Oracle University Japan)(確認)

残りの16件を開く