共通論点
IT資格の用語集(新ITパスポート・データマネジメント試験・PD試験)
新しいITパスポート試験、データマネジメント試験(仮称)、PD試験(仮称)のサンプル問題の解説に出てくる用語59語を、読み、短い定義、関係する試験とともに1ページにまとめました。各語から当サイトの解説ページへ進めます。
このページは、当サイトの解説に出てくる用語59語を、五十音順に並べて1〜3文で説明したものです。定義は当サイトの言葉で書いた一般的な説明で、IPAのシラバスの文言ではありません。試験の答えの根拠にするときは、各語の下にある解説ページと、IPAの公表資料で確かめてください。
各語の「試験」は、当サイトのその試験の解説(サンプル問題の解説と、シラバス案に触れた箇所)でその語を扱っている試験です。ほかの試験で出題されないという意味ではありません。新ITパスポートは新しいITパスポート試験、DMはデータマネジメント試験(仮称)、PD-SとPD-MはPD試験(仮称)のシステム区分とマネジメント区分です。カタカナの語の多くには、読みの代わりに、元になった英語を添えています。
英数字 ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行・ラ行
英数字
API
読み:エーピーアイ(Application Programming Interface) / 試験:PD-M
あるソフトウェアの機能やデータを、別のソフトウェアから呼び出して使うための窓口と、その呼び出し方の取り決めです。PD-Mのサンプル問1では、各事業者のシステムを1つにまとめず、共通のAPIでつなぐ方式が題材になりました。
当サイトの解説:PD-M問1地域MaaSのデジタル戦略
CBT
読み:シービーティー(Computer Based Testing) / 試験:新ITパスポート、DM、PD-S、PD-M
試験会場のコンピュータに問題が表示され、受験者が画面で解答する試験の方式です。IPAは、新しい制度ではすべての試験区分をCBT方式で行う予定としています。
当サイトの解説:新制度への移行ガイド
DX
読み:ディーエックス(デジタルトランスフォーメーション) / 試験:新ITパスポート、PD-M
データとデジタル技術を使って、商品やサービス、事業の仕組みだけでなく、仕事の進め方や組織まで作り変えることです。今ある業務をITに置き換えて効率を上げるだけの取組とは、区別して使われます。
当サイトの解説:新ITパスポートのサンプル問題、PD-M問1地域MaaSのデジタル戦略
PoC
読み:ピーオーシー(Proof of Concept、概念実証) / 試験:PD-M
本格的に開発する前に、小さな規模で試して、考えている仕組みが実際に役立つかを確かめる取組です。AIを使うシステムでは、学習させた結果が期待どおりかを、この段階で評価することが多くあります。
当サイトの解説:PD-M問4 AIチャットボットの監査
SHA-1
読み:シャーワン / 試験:PD-S
入力から160ビットの値を作るハッシュ関数です。異なる入力から同じ値を作る攻撃が実証されたため、電子署名のような暗号の用途では使わないことが推奨されています。WebSocketの接続の手順では、秘密を守るためではなく、手順どおりに計算できたことを示すために今も使われています。
当サイトの解説:PD-S問4 WebSocketの接続開始
SPOC
読み:エスポック(Single Point Of Contact) / 試験:PD-M
利用者からの問い合わせや申告を、1つの窓口で受け付ける仕組みです。利用者は相談先を迷わずに済み、受け付けた窓口が解決の結果も利用者に返します。多くの場合、サービスデスクがこの窓口を担います。
当サイトの解説:PD-M問2インシデント管理の改善
WebSocket
読み:ウェブソケット / 試験:PD-S
1本の接続を張り続け、サーバとクライアントがどちらからでもデータを送れるようにする通信の方式です(RFC 6455)。最初にHTTPで接続し、ステータスコード101の応答でWebSocketに切り替えます。
当サイトの解説:PD-S問4 WebSocketの接続開始
ア行
アジャイル開発
読み:あじゃいるかいはつ / 試験:新ITパスポート、PD-S
作るものを最初にすべて決めず、短い期間で作っては利用者の反応を確かめ、計画と中身を直しながら進める開発の進め方です。スクラムは、その代表的な枠組みです。
当サイトの解説:アジャイルな進め方、新ITパスポート 問1マインド・スタンス
アジャイルソフトウェア開発宣言
読み:あじゃいるそふとうぇあかいはつせんげん / 試験:新ITパスポート
2001年に、ソフトウェア開発者のグループが公開した宣言です。開発で何を重んじるかを4つの価値として示し、その背後にある12の原則とあわせて、アジャイル開発の考え方のよりどころになっています。
当サイトの解説:アジャイルな進め方
一意性制約
読み:いちいせいせいやく / 試験:DM
データベースの列に、同じ値が2回以上入らないようにする制約です。値の重複は防げますが、値が入っていない行(NULL)を防ぐものではありません。全件に値があることまで求めるなら、NOT NULL制約と組み合わせます。
当サイトの解説:DM科目B問2結合キー
インシデント管理
読み:いんしでんとかんり / 試験:PD-M
サービスの停止や品質の低下(インシデント)が起きたときに、できるだけ早く通常のサービスに戻すための管理です。根本の原因を取り除くことは、問題管理の役目として分けて扱います。
当サイトの解説:PD-M問2インシデント管理の改善
エスカレーション
英語:escalation / 試験:PD-M
自分の段階で解決できない案件を、あらかじめ決めたルールに沿って、上位の担当者や専門の部署に引き継ぐことです。件数の多さだけでなく、引き継ぐ前の段階で解決できなかった理由を見ると、改善する場所が分かります。
当サイトの解説:PD-M問2インシデント管理の改善
オペレーショナルメタデータ
英語:operational metadata / 試験:DM
作成日時、更新日時、データの容量、処理の実行記録など、システムを運用する中で生まれるメタデータです。システムが自動で記録できるものが多く、整備の手間は比較的かかりません。
当サイトの解説:DM科目A問3メタデータ整備、メタデータ
カ行
監査要点
読み:かんさようてん / 試験:PD-M
システム監査で、監査の目的を果たすために確かめる点です。想定したリスクから導くので、リスクの要素のどれかを確かめる要点が欠けていると、そのリスクは見落とされます。
当サイトの解説:PD-M問4 AIチャットボットの監査
既知の誤り
読み:きちのあやまり / 試験:PD-M
原因の分析は済んだものの、まだ根本的には解決していない問題で、回避策(ワークアラウンド)とあわせて記録しておくものです。同じ症状のインシデントが起きたときに、記録された回避策を探して使えば、早くサービスを戻せます。
当サイトの解説:PD-M問2インシデント管理の改善
機能要件
読み:きのうようけん / 試験:PD-S
システムが何をするかについての要件です。画面に出す情報、受け付ける入力、行う処理などが当たります。性能や可用性のような「どの水準で動くか」は、非機能要件として分けて扱います。
当サイトの解説:PD-S問1ダッシュボードの要件
教師データ
読み:きょうしでーた / 試験:PD-M
機械学習で、入力に対する正解としてAIに与えるデータです。PD-Mのサンプル問4では、問い合わせの音声を学習データ、オペレーターの回答の音声を教師データと呼んでいます。データをそろえて学習させても、結果を評価しなければ品質は分かりません。
当サイトの解説:PD-M問4 AIチャットボットの監査
結合キー
読み:けつごうきー / 試験:DM
2つのデータを突き合わせるときに、同じ対象(同じ顧客など)を対応づけるのに使う項目です。両方のデータで同じ対象に同じ値が入っていることと、値の欠けがないことが条件になります。
当サイトの解説:DM科目B問2結合キー
顧客体験価値
読み:こきゃくたいけんかち(CX、Customer Experience) / 試験:PD-M
商品やサービスを知る、選ぶ、買う、使う、問い合わせるといった一連の接点を通じて、顧客が感じる価値です。PD-Mのサンプル問1では、事業者の業務の効率化ではなく、観光客の体験をつなげることが答えの軸でした。
当サイトの解説:PD-M問1地域MaaSのデジタル戦略
サ行
サービスデスク
英語:service desk / 試験:PD-M
ITサービスの利用者からの問い合わせや障害の申告を受け付け、記録し、解決するか担当部署へ引き継ぐ窓口です。利用者にとってのSPOCの役割を担うのが一般的です。
当サイトの解説:PD-M問2インシデント管理の改善
サイロ化
読み:さいろか / 試験:新ITパスポート、DM
部門ごとにデータを持ち、ほかの部門のデータと組み合わせて使えない状態です。データそのものはあるのに、組織全体での分析や統合に使えません。穀物を種類ごとに別々の塔(サイロ)にしまう様子にたとえた言葉です。
当サイトの解説:新ITパスポート 問2データのサイロ化、データガバナンスと品質
状態遷移図
読み:じょうたいせんいず / 試験:PD-S
システムが取りうる状態を丸や四角で、どのきっかけでどの状態へ移るかを矢印で描いた図です。出ていく矢印のない状態や、戻り先のない状態があれば、仕様に書かれていない動きを探す手がかりになります。
当サイトの解説:PD-S問5収穫ロボットの状態遷移図
シラバス
英語:syllabus / 試験:新ITパスポート、DM、PD-S、PD-M
試験の出題範囲と、求める知識や技能の水準を、項目ごとに示した文書です。新しい制度の試験のシラバスは、当サイトが2026年10月2日に確認した時点では、案(Ver.0.1や Ver.0.2)の段階です。
当サイトの解説:新制度への移行ガイド
スクラム
英語:Scrum / 試験:PD-S
アジャイル開発の枠組みの一つです。スプリントと呼ぶ短い期間を繰り返し、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者の3つの責任(役割)でチームを組みます。ルールは「スクラムガイド」という文書にまとめられています。
当サイトの解説:PD-S問6スクラムの体制とペアプロ、アジャイルな進め方
スクラムマスター
英語:Scrum Master / 試験:PD-S
スクラムが機能するように、チームと周りの組織を支える役割です。指示を出して人を動かす管理者ではなく、チームが自分たちで判断して協働できるように、コーチをしたり、妨げになっていることを取り除いたりします。
当サイトの解説:PD-S問6スクラムの体制とペアプロ
スコープ
英語:scope / 試験:PD-M
プロジェクトで作る成果物と、そのために行う作業の範囲です。予算や期間が限られるときは、どの要望をスコープに入れるかが、費用の回収のされ方や関係者の要求とあわせて判断の対象になります。
当サイトの解説:PD-M問3予算超過時のスコープ定義
スプリント
英語:sprint / 試験:新ITパスポート、PD-S
スクラムで繰り返す、1か月以内の決まった長さの期間です。期間ごとに計画を立て、作ったものを関係者に見せ、ふりかえりをして次の期間に進みます。
当サイトの解説:アジャイルな進め方、PD-S問6スクラムの体制とペアプロ
生成AI
読み:せいせいえーあい / 試験:新ITパスポート、DM
学習したデータをもとに、文章、画像、音声、プログラムなどの新しい内容を作り出すAIです。業務で使うときは、何を入力してよいかと、出力をどう確かめるかの両方に注意が要ります。
当サイトの解説:生成AIの業務利用、新ITパスポート 問4生成AIの留意点
タ行
第三者提供
読み:だいさんしゃていきょう / 試験:新ITパスポート
個人データを、本人と、それを持っている事業者以外の者に渡すことです。個人情報保護法では、法令に基づく場合などの例外を除き、あらかじめ本人の同意を得る必要があります。外部の生成AIサービスに個人データを入力することも、扱われ方によっては問題になりえます。
当サイトの解説:新ITパスポート 問4生成AIの留意点、生成AIの業務利用
データオーナー
英語:data owner / 試験:DM
あるデータについて、品質や意味、使い方に責任を持つ人や部門です。DMのサンプル問題では、データを最初に作った業務の部門がデータオーナーになり、データカタログの意味の記述も更新する、というルールが示されていました。
当サイトの解説:DM科目B問1責任の所在、メタデータ
データカタログ
英語:data catalog / 試験:DM
組織が持つデータについて、どこにあるか、何を意味するか、誰が管理しているかなどのメタデータをまとめ、検索できるようにした目録です。DMのサンプル問題では、仕組みを動かす部門と、中身を書く部門が分かれていました。
当サイトの解説:DM科目B問1責任の所在、メタデータ
データガバナンス
英語:data governance / 試験:新ITパスポート、DM
データの扱いのルール(品質、セキュリティ、責任の所在など)を組織として決め、守られているかを監視する活動です。システムの統制(ITガバナンス)や業務の効率化とは目的が違い、データの信頼性を保つことに向いています。
当サイトの解説:データガバナンスと品質、DM科目A問1ガバナンスの目的
データスチュワード
英語:data steward / 試験:DM
データオーナーの方針のもとで、データの品質や定義の管理を、日々の実務として担う人です。データの意味を知っている事業部門の中に置くと、定義の誤りに早く気づけます。
当サイトの解説:DM科目A問2品質の劣化
データスワンプ
英語:data swamp / 試験:新ITパスポート、DM
意味や来歴の説明がないまま、使えない状態のデータがたまったデータ置き場を、沼にたとえた言葉です。データはあっても、何のデータかが分からないので活用できません。
当サイトの解説:新ITパスポート 問2データのサイロ化、データガバナンスと品質
データ品質
読み:でーたひんしつ / 試験:新ITパスポート、DM
データが、使う目的に合っている度合いです。正確か、欠けがないか、表記や形式がそろっているか、新しいか、などの観点で見ます。表記ゆれは、そろっているか(一貫性)の観点の問題です。
当サイトの解説:データガバナンスと品質、DM科目A問2品質の劣化
データプロファイリング
英語:data profiling / 試験:DM
実際のデータを調べて、値の形式、分布、未入力(NULL)の件数、重複などの実態をつかむ作業です。データカタログに書かれた定義と、実データが食い違っていないかを確かめるときにも使います。
当サイトの解説:DM科目B問2結合キー
データマネジメント
英語:data management / 試験:新ITパスポート、DM
データを組織の資産として扱い、作られてから捨てられるまでの間、使える状態に保つための活動の全体です。データガバナンス、データ品質の管理、メタデータの管理などを含みます。
当サイトの解説:データマネジメント試験のサンプル問題、新ITパスポートのサンプル問題
データライフサイクル
英語:data lifecycle / 試験:新ITパスポート
データが作られてから、保管され、使われ、共有され、最後に廃棄されるまでの流れです。保管期限を過ぎたデータが廃棄されずに残るのは、このうち廃棄の段階が抜けている状態です。
当サイトの解説:新ITパスポート 問2データのサイロ化
テクニカルメタデータ
英語:technical metadata / 試験:DM
テーブル名、項目名、データ型、桁数など、システムの構造についてのメタデータです。システムから取り出せるので、ビジネスメタデータより集めやすい種類です。
当サイトの解説:DM科目A問3メタデータ整備、メタデータ
ナ行
名寄せ
読み:なよせ / 試験:DM
書き方や登録のされ方が違う複数のデータから、同じ人や会社を見つけて1つにまとめることです。担当者がその都度判断すると結果がそろわないので、決めたルールに沿って行います。
当サイトの解説:DM科目A問2品質の劣化
ハ行
バリデーション
英語:validation / 試験:DM
入力されたデータが、決めた形式や範囲などの規則に合っているかを、登録の時点で確かめることです(入力チェック)。表記ゆれのような品質の問題を、起きる前に防ぐ手段になります。
当サイトの解説:DM科目A問2品質の劣化
ハルシネーション
英語:hallucination / 試験:新ITパスポート
生成AIが、事実と違う内容を、もっともらしい文章で出力することです。出典を確かめずにそのまま使うと、誤った前提で判断や作業が進むおそれがあります。
当サイトの解説:新ITパスポート 問4生成AIの留意点、生成AIの業務利用
非機能要件
読み:ひきのうようけん / 試験:PD-S
性能、応答の速さ、可用性、セキュリティ、電力の消費など、システムが「どの水準で動くか」についての要件です。PD-Sのサンプル問3のように、機器の電池の持ちと情報の新しさを両立させる設計では、何秒以内に届けばよいかを非機能要件として決めておく必要があります。
当サイトの解説:PD-S問3橋梁点検IoTの方式設計
ビジネスグロッサリー
英語:business glossary / 試験:DM
組織で使う業務の用語の意味を定義し、部門をまたいでそろえるための用語集です。同じ「顧客」という言葉でも、部門によって見込み客を含めるかどうかが違う、といったずれをなくすために作ります。
当サイトの解説:DM科目A問3メタデータ整備
ビジネスメタデータ
英語:business metadata / 試験:DM
データの業務上の意味、定義、利用のルールなど、業務の側から見たメタデータです。業務を知っている人にしか書けないため、整備が課題になりやすい種類です。DMのサンプル問3も、この点を前提にしています。
当サイトの解説:DM科目A問3メタデータ整備、メタデータ
秘密保持契約
読み:ひみつほじけいやく(NDA、Non-Disclosure Agreement) / 試験:新ITパスポート
取引や共同研究で知った相手の秘密の情報を、目的の外で使ったり、ほかに漏らしたりしないと約束する契約です。外部の生成AIサービスに入力することも、約束した範囲の外に情報を出すことになりえます。
当サイトの解説:新ITパスポート 問4生成AIの留意点
表記ゆれ
読み:ひょうきゆれ / 試験:新ITパスポート、DM
同じものを指す値が、違う書き方で登録されている状態です。「株式会社」と「(株)」、「2026/10/02」と「令和8年10月2日」が同じ項目に混ざると、集計や名寄せの結果が実態と合わなくなります。
当サイトの解説:DM科目A問2品質の劣化、新ITパスポート 問2データのサイロ化
ふりかえり
英語:retrospective(レトロスペクティブ) / 試験:新ITパスポート、PD-S
一定の期間の作業を終えたあとに、チームで進め方を見直し、次の期間に試すことを決める活動です。続けること(Keep)、問題(Problem)、次に試すこと(Try)に分けて出し合うKPTは、その手法の一つです。
当サイトの解説:アジャイルな進め方
ブルーグリーンデプロイメント
英語:blue-green deployment / 試験:PD-S
旧版と新版の稼働環境を両方用意しておき、ロードバランサーなどで転送先を切り替えて新版に移す方式です。旧版を止めずに残しておけば、転送先を戻すだけで切り戻せます。PD-Sのサンプル問2の問題文にこの語は出てきませんが、手順はこの方式に当たります。
当サイトの解説:PD-S問2無停止の切換え手順
プロダクトオーナー
英語:Product Owner / 試験:PD-S
スクラムで、プロダクトの価値を高める責任を持つ役割です。作るものの候補を並べた一覧(プロダクトバックログ)の中身と順番を決めます。
当サイトの解説:PD-S問6スクラムの体制とペアプロ、アジャイルな進め方
プロンプト
英語:prompt / 試験:DM
生成AIに与える指示や質問の文です。外部のサービスでは、入力した内容がサービスの事業者に渡るので、機密の情報や個人の情報、契約で使い方が制限された情報を入れないことが求められます。
当サイトの解説:生成AIの業務利用
ペアプログラミング
英語:pair programming / 試験:PD-S
2人で1台の端末を使ってプログラムを書く方法です。コードを書く人をドライバー、全体を見て方向を示す人をナビゲーターと呼びます。役割を交代しながら進めると、2人の知識が互いに伝わります。
当サイトの解説:PD-S問6スクラムの体制とペアプロ
マ行
マインド・スタンス
試験:新ITパスポート
DXを進める人に求められる、考え方と行動の姿勢です。新ITパスポートで加わる出題分野の名前でもあり、知識より、変化の大きい場面で「どう動くか」が問われます。
当サイトの解説:新ITパスポート 問1マインド・スタンス、アジャイルな進め方
マスターデータ
英語:master data / 試験:DM
顧客、商品、取引先など、業務の基本になり、複数のシステムや取引で共通に参照されるデータです。システムごとに別々に持つと、同じ顧客が別の番号で登録され、データを結び付けられなくなります。
当サイトの解説:DM科目A問2品質の劣化、DM科目B問2結合キー
メタデータ
英語:metadata / 試験:新ITパスポート、DM
データについてのデータです。値そのものではなく、そのデータが何を意味し、どう作られ、どう使えるかを説明します。項目名、型、意味、作成日時、利用のルールなどが当たります。新ITパスポートのサンプル問3では、取引金額の合計や顧客数のように業務の値を集計した結果は、メタデータに当たらない側でした。
当サイトの解説:メタデータ、新ITパスポート 問3メタデータ
問題管理
読み:もんだいかんり / 試験:PD-M
インシデントの根本の原因を調べ、再発を防ぐ対策や、当面の回避策を用意する管理です。調べた結果は既知の誤りとして記録し、次のインシデントの対応に役立てます。
当サイトの解説:PD-M問2インシデント管理の改善
ヤ行・ラ行
要件定義
読み:ようけんていぎ / 試験:PD-S、PD-M
システムや業務で実現すべきこと(要件)を、利用者や発注者と合意できる形で明らかにする工程です。ここで要望を取り違えると、テストやリリースの直前まで誤りが見つからず、手戻りが大きくなります。
当サイトの解説:PD-S問1ダッシュボードの要件、PD-M問3予算超過時のスコープ定義
粒度
読み:りゅうど / 試験:新ITパスポート
データ1件が、何を単位にしているかの細かさです。顧客番号が会社ごとに1つなのか、部門ごとに1つなのかで、同じ「顧客数」でも数え方が変わります。
当サイトの解説:新ITパスポート 問3メタデータ
ロードバランサー
英語:load balancer / 試験:PD-S
受け付けたリクエストを、複数のサーバに振り分ける装置やサービスです。負荷を分けるほか、転送先を切り替えることで、サービスを止めずに新しい版へ移すことにも使えます。
当サイトの解説:PD-S問2無停止の切換え手順
参考にした資料
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)(確認)
- 新試験制度のサンプル問題について(掲載)
- 新試験制度のシラバス案について(掲載)
IETF(RFC Editor)(確認)
Ken Schwaber & Jeff Sutherland(日本語訳)(確認)
個人情報保護委員会(確認)