IT資格マップ:主催ごとのレベルで見る38の資格

IPAの国家試験、AWS・Azure・Google Cloud、Cisco・LinuC・Oracle、PMP・ITIL、AIの資格を主催ごとに並べました。主催がレベルを公表している資格はレベルの順です。受験料と有効期限の一覧への入口です。

このマップの見方:レベルは主催の中だけで比較する

38の資格を、主催が公表しているレベル(入門から上位への並び)の順に並べました。レベルの区切り方は主催ごとに違うので、主催が違う資格のレベルは比較できません。

IT資格マップ2026。IPAの国家試験と、クラウド・ネットワーク・サーバー・データベース・開発・マネジメント・AIの資格を、主催ごとのレベルの順に並べた図。内容はこのページの表と同じ

図を押すと、大きな画像が開きます。図の内容は、下の表に文字でも載せています。

※載せたのは、主催の公式ページでレベル・受験料・更新の決まりを確かめられた代表的な資格です(2026年10月12日確認)。高度試験は8区分を8つ、LinuCレベル3は1つと数えています。開始前のIPAの新しい試験は、38の数に入れていません。各主催と当サイトに、提携や公認の関係はありません。

受験料と期限は、次の一覧にまとめています。

一覧 分かること
IT資格の受験料の一覧 1試験の金額、認定までに受ける試験の数、税と通貨の扱い
IT資格の有効期限と更新の一覧 期限があるか、何年か、更新の方法と費用
新制度への移行ガイド IPAの試験が2027年度にどう変わるか

IPAの国家試験:2027年度に区分が組み直される

情報処理技術者試験と情報処理安全確保支援士試験は、2027年度から新しい制度に移る予定です。IPAは今の試験制度を2026年度の試験の実施をもって終える予定としており、2027年度からの新しい区分に、応用情報技術者試験と高度試験の名前はありません(IPAの見直しの検討状況、2026年10月12日確認)。日程の全体は新制度への移行ガイドにあります。

試験 今後の予定 当サイトの記事
ITパスポート試験 2027年度春頃から内容を変更 申込と日程
情報セキュリティマネジメント試験 2027年度春頃から新制度(継続。一部変更) 申込と日程
基本情報技術者試験 2027年度春頃から新制度(継続。一部変更) 申込と日程
応用情報技術者試験 2026年度で今の区分は終了予定 記事の一覧
高度試験(8区分) 2026年度で今の区分は終了予定 記事の一覧
情報処理安全確保支援士試験 2027年度夏頃から秋頃に、内容の一部と出題形式を変更 試験の概要
データマネジメント試験(仮称) 開始前。2027年度夏頃から秋頃に新設の予定 試験の概要
PD試験(仮称。3区分) 開始前。2027年度夏頃から秋頃に新設の予定 システム区分、マネジメント区分、データ・AI区分

IPAの試験要綱では、今の試験のうち、情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験が共通キャリア・スキルフレームワークのレベル2、応用情報技術者試験がレベル3に相当します。高度試験と支援士試験の合格は、レベル4の前提要件です(試験要綱 Ver.5.6)。IPAの表記は「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」で、当サイトではPD試験と略しています。

クラウド:AWS・Microsoft Azure・Google Cloud

3社とも、下のレベルの認定がなくても上のレベルの認定を取れます。例外はAzure Solutions Architect Expertで、認定にAzure Administrator Associateの認定が必要です。

AWS認定

レベル 資格
Foundational AWS Certified Cloud Practitioner
Associate AWS Certified Solutions Architect - Associate
Associate AWS Certified Developer - Associate
Professional AWS Certified Solutions Architect - Professional

Developer - AssociateとSolutions Architect - Professionalは試験の版が切り替わる時期で、新しい版の受験登録は2026年10月27日に始まります。AWS認定には、この4つを含めて13の資格があります。全部の資格と、今の版を受けられる最後の日はAWS認定の資格の一覧にあります。

Microsoft認定(Azure)

レベル 資格
Fundamentals Azure Fundamentals(AZ-900)
Associate Azure Administrator Associate(AZ-104)
Expert Azure Solutions Architect Expert(AZ-305)

Azureの名前が付くMicrosoft認定は、ここにない資格を含めて13あります。全部の資格の前提と更新はMicrosoft認定(Azure)の資格の一覧にあります。

Google Cloud認定

レベル 資格
Foundational Cloud Digital Leader
Associate Associate Cloud Engineer
Professional Professional Cloud Architect

Google Cloud認定には、この3つを含めて15の資格があります。全部の資格と受験料、更新はGoogle Cloud認定の資格の一覧にあります。

ネットワーク・サーバー・データベース:Cisco・LinuC・ORACLE MASTER

シスコ技術者認定

レベル 資格 受験・認定の条件
アソシエイト CCNA なし
プロフェッショナル CCNP Enterprise なし(各試験の前提がなし)

CCNPの試験は、CCNAを持っていなくても受けられると読めます。公式のページに、CCNAは不要という文はありません。ここにない資格を含めたCCNA・CCNPの前提と受験料、更新はシスコ技術者認定の資格の一覧にあります。

LinuC(LPI-Japan)

レベル 資格 受験・認定の条件
レベル1 LinuCレベル1 条件の記載なし
レベル2 LinuCレベル2 認定に有意なLinuCレベル1の認定が必要
レベル3 LinuCレベル3(プラットフォームスペシャリスト、セキュリティスペシャリスト) 認定に有意なLinuCレベル2の認定が必要

レベル3は試験ごとに別の認定です。旧試験(300・303・304)を受けられるのは2026年11月30日までです。認定ごとの条件と試験はLinuCの資格の一覧にあります。

ORACLE MASTER(Oracle Database)

レベル 資格 受験・認定の条件
Bronze ORACLE MASTER Bronze DBA 2019 なし
Silver ORACLE MASTER Silver DBA 2019 なし(Bronzeは必須ではない)
Gold ORACLE MASTER Gold DBA 2019 認定に10g以降のSilverか、10g・11g・12cのGoldの資格が必要(Silver SQLを除く)

ORACLE MASTERには、Oracle Database 19c対応の「2019」と、Oracle AI Database 26ai対応の「26ai」の2つの体系があり、この表は2019の体系です。26aiの体系の資格と、Goldの前提の詳しい一覧はORACLE MASTERの資格の一覧にあります。

開発:Javaの認定資格

レベル 資格 受験・認定の条件
Silver Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17 なし
Gold Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17 認定にSilver SE 17か、旧版のSilver・Goldの資格が必要

SE 11の資格とBronzeを含む全部の資格と前提は、Oracle Certified Java Programmerの資格の一覧にあります。

SE 17の日本語試験の配信は2027年2月28日までです。Java SE 25に対応した日本語試験は、2026年11月下旬に配信が始まる予定です(Oracle Universityの新着ニュース、2026年10月12日確認)。

マネジメント:PMPとITIL

2つの資格は主催が違い、レベルの並びはありません。

資格 受験・認定の条件
PMP(PMI) 受験に、学歴に応じた実務経験と35時間の研修が必要
ITIL 4 Foundation(PeopleCert) 条件の記載なし

PMP試験の受験資格・形式・費用はPMP試験とIPAのプロジェクトマネージャ試験の違いに、2026年7月の試験の変更はPMP試験の2026年7月の変更にまとめています。

ITIL 4 Foundationの受験料と更新の方法はITILの試験の概要にあります。

PeopleCertは、ITIL 4の全モジュールを2027年12月31日に終える計画を示しています。ITIL 4 Foundationを持つ人は、新しいFoundationを取り直さずにITIL(Version 5)の上位へ進めます(PeopleCertのFAQ、2026年10月12日確認)。

AI:生成AIパスポート・G検定・E資格

3つの資格に、主催が公表しているレベルはありません。生成AIパスポートはGUGA、G検定とE資格はJDLAが実施しており、主催が違います。

資格 受験・認定の条件 当サイトの記事
生成AIパスポート(GUGA) 条件の記載なし 試験の概要
G検定(JDLA) なし 試験の概要、生成AIパスポートとの比較
E資格(JDLA) 受験に、JDLA認定プログラムの修了が必要 試験の概要

ChatGPT・Claude・Geminiなどの提供元が実施するAIサービスの認定は、AIサービスの提供元の認定資格に、個人で申し込めるかを含めてまとめています。

関連するページ

参考にした資料(18件)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)(確認)

Amazon Web Services(確認)

残りの15件を開く

Microsoft(確認)

Google Cloud(確認)

Cisco Systems

特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)(確認)

日本オラクル(確認)

日本オラクル(Oracle University Japan)(確認)

Project Management Institute(PMI)(確認)

PeopleCert(確認)

一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)(確認)

一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認)