情報処理安全確保支援士

2026年度 情報処理安全確保支援士試験の申込・日程・CBT方式の変更点

2026年度(今の制度で最後の年)の情報処理安全確保支援士試験について、前期・後期の申込受付と試験の期間、CBT方式で変わる点と変わらない点、科目名の対応、2027年度からの新制度の科目A-1との違いを、IPA の公表からまとめました。合格率も載せています。

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前期の申込は10月24日17時まで。科目A は申込の期間中に始まる

2026年度の情報処理安全確保支援士試験(SC)は、CBT 方式で前期と後期の2回に分けて行われます。IPA によると、今の試験制度は2026年度の試験の実施をもって終わる予定なので、この2回が今の制度の SC の最後の機会です。

前期(2026年) 後期(2027年)
申込受付 10/6(火)10時〜10/24(土)17時 1/27(水)〜2/27(土)
科目A-1・A-2 10/17(土)〜10/27(火) 2/20(土)〜3/2(火)
科目B 11/11(水)〜11/23(月) 3/16(火)〜3/28(日)
合格発表 2027年2月頃 2027年6月頃

出典:IPA「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」(最終更新 2026年9月17日、2026年10月7日確認)

前期は、申込の期間中に試験が始まります。科目A は10月17日から始まり、申込受付は10月24日まで続きます。会場ごとの予約枠から日時を選ぶ方式なので、受けたい日が決まっているなら、早めに申し込むほうが、選べる枠が多く残っていると考えられます(当サイトの見方)。

科目A と科目B は、申込のときに同時に予約します。科目A-1・科目A-2 の日時と、科目B の日時を、まとめて決めます。

前期の合格発表(2027年2月頃)は、後期の申込受付(1月27日〜2月27日)と重なります。前期の結果を見てから後期に申し込むかを決めたい人は、発表日と後期の締切の両方を確かめてください。

前期の申込みは1回だけで、複数の試験区分や複数回の申込みはできません。受験手数料は7,500円(非課税)で、支払いはクレジットカード、コンビニ・銀行 ATM(Pay-easy)、バウチャーチケットから選べます(IPA「令和8年度前期試験について(受験申込み)」、最終更新 2026年10月1日)。ただし、前期用のバウチャーチケットは、購入の申込みが10月13日(火)17時で終わっています。すでに買ってある人は前期のCBT方式の受験申込みに使えますが、返金はできず、前期以外(後期を含む)では使えません(IPA「令和8年度前期試験におけるバウチャーチケットの購入申込みについて」、最終更新 2026年10月13日)。

CBT 方式で変わる点と、変わらない点

IPA は、CBT 方式にしても、出題形式・出題数・試験時間は変えないとしています。変わるのは、科目の名前と、受験の手続きです。

項目 2026年度(CBT 方式)
科目の名前 科目A-1・科目A-2・科目B(以前の午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後)
試験の日 試験の期間の中から、会場と日時を自分で予約する(2025年度までの紙の試験は全国で同じ日)
受験票 送られない。当日は本人確認書類が必須
メモ 画面のメモ機能・電卓機能に加え、試験室に入るときにメモ用紙1枚と筆記用具を配布

本人確認書類を見せられないと、理由を問わず受験できません(IPA の受験申込みのページ)。メモ用紙は前期・後期の両方で配られます。試験の後にすべて回収され、試験室の外に持ち出すことや撮影することは禁止されています(IPA「令和8年度前期試験におけるメモ用紙の配布について」、公開 2026年9月17日)。

科目の構成と合格基準(2026年度)

科目(以前の名前) 時間と形式 出題数 基準点
科目A-1(午前Ⅰ) 50分・四肢択一 30問 60点(100点満点)
科目A-2(午前Ⅱ) 40分・四肢択一 25問 60点(100点満点)
科目B(午後) 150分・記述式 4問から2問を選ぶ 60点(100点満点)

出典:IPA「情報処理安全確保支援士試験」(最終更新 2026年7月6日)、IPA「試験要綱 Ver.5.4」(2025年4月17日)。基準点と採点の順番は試験要綱の「午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後」の記載によります。

3つの科目すべてで基準点以上をとると合格です。採点には順番があり、午前Ⅰ(科目A-1)が基準点に届かないと、その先は採点されずに不合格になります。午前Ⅱ(科目A-2)が届かない場合も、午後(科目B)は採点されません。

科目A-1 の免除は続く

午前Ⅰの免除制度は、「科目A-1試験免除制度」として続く予定です。試験要綱では、次のどれかを満たすと、その後2年間、午前Ⅰが免除されます。

  • 応用情報技術者試験に合格する
  • 高度試験か SC のどれかに合格する
  • 高度試験か SC の午前Ⅰで基準点以上をとる

午前Ⅱの免除制度も、「科目A-2試験免除制度」として続く予定です(IPA「CBT方式での実施について」、最終更新 2026年7月6日)。自分が免除の対象かどうかと申請の手順は、申込みの前に IPA のマイページで確かめてください。

同じ「科目A-1」でも、2027年度からの新制度とは中身が違う

2027年度から予定の新制度の SC でも、科目の名前は「科目A-1・科目A-2・科目B」です。名前は同じですが、時間・問題数・形式は別のものです。問題集や解説を探すときは、どちらの制度向けかを確かめてください。

科目 2026年度(今の制度・CBT) 2027年度から(新制度の予定)
科目A-1 50分・30問(以前の午前Ⅰ) 45分・30問(PD試験と共通の「共通知識」)
科目A-2 40分・25問(以前の午前Ⅱ) 35分・25問
科目B 150分・記述式・4問から2問 120分・12問(1問1答が8問、1問3答が4問の予定)

新制度の数字は、IPA「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」(2026年3月31日)、IPA「新試験制度のシラバス案について」(科目A-1 は「共通知識」のシラバス案)、IPA「情報処理安全確保支援士試験 科目B のサンプル問題」(2026年8月31日。科目B の内訳は「予定」の記載)によります。新制度の科目A-1 の範囲は科目A-1(共通知識)とは、科目B の形はSC 科目B のサンプル問題で解説しています。

今の制度の科目B は記述式で、答えを自分の言葉で書きます。新制度の科目B のサンプル問題は、選択肢から選ぶ形でした。2026年度に受ける人は、今の制度の午後の過去問で、記述の練習をしておく必要があります。

合格率

今の SC の直近の実施回(令和7年度秋期、2025年10月12日に紙の試験で実施)の合格率は22.3%(受験者18,816人、合格者4,199人)です(IPA の合格発表、公開 2025年12月25日、2026年10月7日確認)。

出題形式・出題数・試験時間は変わらないので、この値は2026年度の目安になります。ただし、2026年度は初めての CBT 方式で、受ける日も人によって違います。同じ水準になるかは分かりません(当サイトの見方)。2026年度の合格率は、前期の発表(2027年2月頃)のあとに、このページに追記します。

今の制度で受けるか、新制度を待つか

ここからは当サイトの見方です。

今の制度の過去問で準備が進んでいる人は、2026年度に受けるのが自然です。後期の試験もあるので、前期で合格できなかったときに、もう一度受ける機会が残ります(前期と後期の申込みの扱いは、申し込む前に IPA で確かめてください)。

これから学習を始める人は、後期の科目A が始まる2027年2月20日までに、記述式の科目B の準備が間に合うかで考えます。間に合わないなら、新制度のシラバス案とサンプル問題に合わせて準備するほうが、学習が無駄になりません。新制度の範囲はSC の新シラバス案で比べています。

科目A-1 の免除を持っている人は、免除の期限(2年間)がいつまでかを確かめてください。今の制度の免除を新制度でどう扱うかは、IPA の今後の発表で確かめる必要があります。

試験全体の移行の日程は新制度への移行ガイドにまとめています。日付や手続きは、IPA の発表で変わることがあります。申し込む前に、IPA の最新の発表で確かめてください。

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参考にした資料(11件)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

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