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AWS認定のDVA-C03・SAP-C03と旧版の違い:形式・分野の比率・日付

AWS認定のDVA-C03とSAP-C03を、旧版のC02と比べました。DVAの合格点は720のまま、SAPは750から720に下がります。分野の比率と日付も並べました。

AWS認定のDeveloper - Associate(DVA-C03)とSolutions Architect - Professional(SAP-C03)を、旧版のC02と比べたページです。問題数と試験時間は、どちらも旧版と同じです。合格点は、DVAが720のまま、SAPが750から720に変わります。確認日は2026年10月28日です。

※Amazon Web Services、AWSは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。当サイトは、AWSと提携・公認の関係にありません。

AWSは、C03の試験ガイドと、C02との比較のページを公開しています。日本語版のガイドがあるかは確かめられなかったので、C03の分野の名前は英語のまま書いています。当サイトが自作したC03の練習問題は、AWSの公式の問題とは別のものです。

形式の新旧:問題数と時間は同じで、SAPの合格点だけ変わる

項目 DVA-C02 DVA-C03 SAP-C02 SAP-C03
問題数 65問(採点50+採点なし15) 65問(採点50+採点なし15) 75問(採点65+採点なし10) 75問(採点65+採点なし10)
試験時間 130分 130分 180分 180分
合格点 720 720 750 720
受験料 150ドル 150ドル 300ドル 300ドル
問題の形式 択一・複数選択 同じ 択一・複数選択 同じ
分野の数 4 4 4 5

合格点は、100から1,000のスケールドスコア(試験の回による難しさの違いをならした点数)の基準です。SAP-C03の試験ガイドは、最低合格点を720と書いています。SAP-C02の750とは違うので、ProfessionalとSpecialtyのページにある「合格点はどれも750」は、SAP-C03には当てはまりません。DVAの受験料は、C02の試験ガイドに書かれていません。表の150ドルは、資格のページの金額です。

複数選択の問題は、5つ以上の選択肢から2つ以上を選び、全部合っていると得点になります。言語は、英語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、簡体字中国語、スペイン語(中南米)で、日本語で受けられます。日本語での受験開始日が英語と同じかは、資格のページに記載がありません(AWSのブログは「全言語」としています)。

AWSの認定のページと試験ガイドに、合格率の記載は見当たりません。

日付の新旧

試験 旧版の最終受験日 新版
DVA C02は2026年11月30日 C03は2026年12月1日から(9月のブログは「一般提供」。ガイドの注記は「登録開始」)。登録は、2026年10月27日のAWSの公式ブログの時点で、できます
SAP C02は2026年11月16日 C03は2026年11月17日から(比較ページとブログ)。登録は、2026年10月27日のAWSの公式ブログの時点で、できます

DVAは、ガイドの注記が12月1日を「登録開始」と書き、ブログは12月1日を一般提供の日、登録の開始を10月27日と予告していて(10月27日のブログは「Registration is now open」)、言い方が割れています。日本語の資格のページで、C02の最終受験日が英語のページと同じかは、日本語のページで確認できていません。受ける日を決めるときは、予約の画面に出る日付で確かめてください。

DVA-C03とDVA-C02:分野と比率

分野 DVA-C02 DVA-C03
1 AWSのサービスによる開発(32%) Development with AWS Services(30%)
2 セキュリティ(26%) Security(26%)
3 デプロイ(24%) Testing and Deployment(22%)
4 トラブルシューティングと最適化(18%) Troubleshooting and Optimization(22%)

分野の数は4つのままです。3つ目の分野に「Testing」が加わり、4つ目の比率は18%から22%に増えます。比率は、採点される問題に占める割合です。

内容の増えたところ

比較ページが挙げている、C03で増えた内容です。

  • AIサービスの利用のセキュリティ(新しいタスク2.3):AIサービスへのアクセスの管理、VPCエンドポイントなどによるデータの保護、入力と出力のフィルタリング、個人情報の対策、プロンプトインジェクションへの対策、AIエージェントの操作の保護、ログに含まれる機微な情報の保護。
  • AI支援の開発ツール:コードの生成・レビュー・最適化(1.1)、テストの生成と自動化(3.2)、CI/CDの支援(3.3)、エラーの分析と原因の提案(4.1)、最適化の候補の特定(4.3)。マネージドなAIサービスをアプリに組み込むことも、1.1に入ります。
  • コンテナ:コンテナイメージの作成と管理(ECR、Dockerfile、タグ、ライフサイクルポリシー。3.1)と、ECS・EKS・Fargateでのデプロイ(3.3)。
  • 署名付きURL:S3とCloudFrontで期限付きのアクセスを渡す方法(2.1)。

動いたところ・まとまったところ

移ったのは、SAMのユニットテスト(1.1から3.2へ)、Lambdaの性能調整(1.2から4.3へ)、API Gatewayのステージとカスタムドメイン(3.4から3.1へ)などです。DynamoDBの4つのスキルは1つに、暗号化と機微なデータの13のスキルは新しい2.2の7つに、テストの2つのタスクは3.2にまとまりました。観測性のスキルは8から5、最適化のスキルは9から6へ減っています。比較ページに、削除の節はありません。

C03の対象外の例として、基盤モデルの選定・プロンプト設計・RAGの設計、AI安全の枠組みの設計・ガードレールの実装、ETLの設計が挙がっています。受験者の目安は、AWSのサービスを使ったアプリの開発と保守の経験が1年以上で、C02と同じです。C03では、AIの開発ツールの経験が加わります。

DVAで対象のサービスが増えたか減ったかは、比較ページに節がなく、このページでは確かめていません(対象サービスの一覧は別のページにあります)。

SAP-C03とSAP-C02:分野と比率

C02の分野 比率 C03の分野 比率
複雑な組織に対応するソリューションの設計 26% Architecture Design and Implementation Built for the Cloud 25%
新しいソリューションのための設計 29% Security, Compliance, and Governance 25%
既存のソリューションの継続的な改善 25% Cost-Optimized Architecture Design 15%
ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速 20% Resilience, Migration, and Business Continuity 15%
(なし) - Operational Excellence and Automation 20%

分野は4つから5つに増えます。同じ行に並べていても、分野どうしが1対1で対応するわけではありません。比較ページによると、C02のタスクは、C03の複数のタスクに配り直されたり、まとめられたりしています。

内容の増えたところ

比較ページが挙げている、C03で加わった内容です。

  • AI・ML:新しいタスク1.2「AI・MLのサービスをアーキテクチャに組み込む」(Bedrockによる生成AI、AIエージェント、RAG、SageMaker AIの推論)。2.5「セキュリティと責任あるAIの制御」(Bedrock Guardrails、AgentCore Identity、人による承認のフロー)。コストの最適化(3.1・3.2)、Bedrock Evaluations(5.2)、AIワークロードの監視(5.3)にも、AIの内容が入ります。
  • コンテナ・サーバーレス・ネットワーク:サーバーレスのデータ処理、Step Functionsとdurable Lambda、VPC LatticeとECS Service Connect、ECRのスキャンとライフサイクル、WebSocket、マルチテナントの分離、EKS Anywhere・ECS Anywhere・Outposts・Local Zones、IPv6とデュアルスタック、マルチクラスタ。
  • データ:データレイクとレイクハウス(Lake Formation、Iceberg)、リアルタイムとバッチの分析、データカタログとアカウント間の共有(Clean Rooms)。
  • セキュリティ:Cognito・OAuth 2.0・EKS Pod Identity、IAM Roles Anywhere、ポスト量子暗号(KMSのML-DSA・ML-KEM)、データレジデンシー、AWS Artifactでの証跡の収集、脅威モデリング。
  • 運用:パイプラインのセキュリティスキャンと署名、マルチアカウント・マルチリージョンのデプロイ、CloudWatch SyntheticsとRUM、サーキットブレーカーなどによる制御された自動修復、自動ランブック。

消えた項目と、対象のサービスの増減

試験範囲の本文から消えた項目は、アプリケーションのアップグレードパス、AWSへの委任、移行ツールのセキュリティです。AWSは、本文から消えても暗黙には含まれうると注記しています。

対象のサービスは、Bedrock、VPC Lattice、AWS CDK、Verified Access、Verified Permissions、Cloud WAN、Fault Injection Service、Resilience Hub、Security Lake、Clean Rooms、Local Zones、Transform、MemoryDB、Application Auto Scalingなど、約20が加わっています。AWS IoT全般、AppStream 2.0・WorkSpaces、CodeGuru、Lightsail、Pinpoint、SES、Amplify、App Runner、Batch、Service Catalogなどは、対象から外れました。Comprehend、Kendra、Lex、Rekognition、Textract、Transcribeなどの個別のAI・MLサービスは、BedrockとSageMaker AIに置き換わっています。

受験者の目安は、AWSでの設計と実装の経験が2年以上で、C02と同じです。C03は、AIを組み込んだアーキテクチャと、複数のアカウントの環境を明記しています。対象外には、AI・MLモデルの学習・ファインチューニング・データサイエンス、セキュリティインシデントのフォレンジック、アプリのコード開発・デバッグが挙がっています。

確かめられていないこと

  • 日本語版の試験ガイドがあるか(日本語版のURLは開けましたが、本文が日本語かどうかを判別できませんでした)。
  • 日本語での受験開始日が、英語と同じか。
  • DVAの12月1日が「登録開始」か「一般提供」か(ガイドの注記と、ブログで表現が違います。10月27日のブログは、登録ができると伝えています)。
  • AWSの公式サンプル問題の中身。当サイトは見ていません。

このページの更新履歴

  • 2026年10月28日: 公開
  • 2026年10月31日: DVA-C03・SAP-C03が2026年10月27日のAWSの公式ブログの時点で登録できることを確かめて、日付の表と「確かめられていないこと」を直した

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