共通論点

PMP®試験の35時間の研修:2026年12月1日から変わる点と、12月31日で切れる旧教材

PMIは2026年12月1日から、PMP試験に要る35時間の研修のうち、講師が教えるライブ形式の研修を認定トレーニング・パートナーなどの提供するものに限る予定です。オンデマンドは対象外で、12月1日より前に終えた研修は有効。旧版のeラーニングは12月31日までです。

PMP®試験を受けるには、35時間のプロジェクトマネジメントの研修が要ります。PMIは、この研修のうち講師が教えるライブ形式のものについて、2026年12月1日から提供元を限る予定です。まだ研修を終えていない人は、12月1日の前か後かで選べる講座が変わります。PMIの該当ページを2026年11月7日に開いて確かめた内容を、受験を考える人の判断材料としてまとめます。

※「PMP」「PMBOK」「CAPM」はProject Management Institute, Inc.の商標です。当サイトは、PMIと提携・公認の関係にありません。

12月1日は、この記事の日付(11月7日)から24日後です。

12月1日から変わるのは、ライブ形式の研修の提供元

PMIのページによると、今の35時間の研修は、条件に合う講座なら提供元を問いません。形式も、講師が教えるライブ形式(対面・オンライン)とオンデマンドのどちらでもかまいません。

2026年12月1日から、ライブ形式の研修で35時間に数えられるのは、次のどれかが提供するものだけになる予定です。

  • PMI認定トレーニング・パートナー(ATP)
  • 中国の登録教育プロバイダー(REP)
  • 対象となる、認定を受けた学術プログラム(PMIのGAC認定プログラムを含む)

PMIは、この変更の目的を、世界で一貫した質の準備を確保するためと説明しています。

2026年11月30日まで 2026年12月1日から(予定)
ライブ形式の研修 条件に合えば提供元は問わない ATP、REP、対象の学術プログラムの提供するものだけ
オンデマンドの研修 どこの提供元でもよい どこの提供元でもよい(PMIの説明)
12月1日より前に終えた研修 有効 今の要件のまま有効(PMIの説明)

「予定」と書いているのは、PMIのページが「Planned update」(予定された更新)としているためです。始まったあとの表記は、始まってから確かめ直します。

12月1日より前に終えた研修は、そのまま使える

PMIのページには「Any training completed before 1 December 2026 will still be eligible under our current requirements.」とあります。12月1日より前に修了した研修は、今の要件で認められるという意味です。すでに35時間を終えた人はもう一度受ける必要があるかというFAQの問いに、PMIは「No」と答えています。

まだ終えていない人は、次のように整理できます。

  • 12月1日より前にライブ形式の講座を終えられる人:今の要件が使えます。ただし、講座が条件に合うかは、申し込む前に提供元に確かめてください。
  • 12月1日以降にライブ形式の講座を受ける人:ATP、REP、対象の学術プログラムのいずれかの提供であることを確かめてから申し込みます。
  • オンデマンドの講座を受ける人:提供元の限定はありません。PMIは「any organization」から受けられると説明しています。
  • CAPM®の認定を持っている人:PMIのFAQでは、有効なCAPMの認定が35時間の研修を満たすとされています。

ライブ形式の講座が12月1日をまたぐとき、どの日を修了日と見るかは、確認したPMIのページには書かれていません。またぐ日程の講座を考えている人は、申し込む先とPMIの窓口に確かめてください。

旧版のeラーニング・試験準備ツールは2026年12月31日まで

PMIのFAQには、PMP試験が変わる前に買った旧版のeラーニングと試験準備のツールについて、次の説明があります。

  • すでに買ったものは、myPMI Learning Platform(LMS)で2026年12月31日まで使える
  • そのあとは、新しい版を買い直す必要がある
  • PMI認定トレーニング・パートナーの講師つきの講座を受けている人は、使える版のすべてに引き続きアクセスできる

12月31日は、12月1日の30日後です。旧版の教材で勉強している人に、PMIは「試験の中心になる原則と考え方は変わっていないので、そのまま続けてよい」と説明しています。ただし、使える期限があるので、12月31日までに終わらせる計画を立てるか、そのあとの教材を別に用意するかを決めておく必要があります。

合格率

PMIの新しい試験のページには、合格率の記載がありません。この記事では数字を載せません。PMP試験の形式と受験料は、PMP試験は2026年7月に何が変わったかとPMP試験とIPAのプロジェクトマネージャ試験の違いにまとめています。

判断のしかた:自分の研修がどこに当てはまるか

状況 確かめること
35時間をすでに終えている 修了日が2026年12月1日より前か。修了の記録(受講証明など)が手元にあるか
12月1日より前にライブ形式で終える予定 講座が今の要件に合うか。終了日が12月1日より前か
12月1日以降にライブ形式で受ける予定 ATP、REP、対象の学術プログラムのどれの提供か
オンデマンドで受ける予定 35時間の研修として申請できる講座か(PMIの案内で確かめる)
旧版のeラーニングで勉強中 12月31日までにどこまで進めるか。そのあとの教材をどうするか

この記事は、PMIの公開ページの内容を整理したものです。講座の選び方や申請の可否は、PMIの案内と各講座の提供元に確かめてください。PMI日本支部のページでは、日本語でPMP試験を受けられることなど、日本向けの案内を確認できます。

この記事の更新履歴

  • 2026年11月7日: 公開

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参考にした資料

一般社団法人 PMI日本支部(確認)